日本の良さを実感する瞬間 〜移動図書館という心あたたまる地域サービス〜
こんにちは。
一般社団法人日本ヘッドセラピー協会 代表の西川聡です。
「日本って、やっぱりいい国だな」と思うことがあります。
たとえば、移動図書館のような、きめ細やかで心の通った地域サービスに触れたとき。
私の住む地域では、市が運営する移動図書館が、ほぼ毎週土曜日、家のすぐ近くまで来てくれます。以前は図書館まで通っていたのですが、今は本のほうから来てくれる──。このサービスには、いつもありがたさを感じています。
他の国の事情はわかりませんが、こうした取り組みを見るたびに、日本という国のホスピタリティや公共サービスの質の高さに、誇らしい気持ちが湧いてきます。
名前まで覚えてくれる運転手さんの存在
この移動図書館の素晴らしい点は、サービスそのものだけではありません。
毎回、運転と事務対応を一人でこなしている男性スタッフの方が、本を借りに来る人の**「顔」と「名前」**をきちんと覚えているのです。
私が行くと、
「西川さん、いつもありがとうございます。予約された本、届いてますよ」と笑顔で声をかけてくださる。
そんなやりとりがあるたびに、心が和みます。私の後ろに並んでいる方にも、同じように名前で呼びかけながら本を案内している様子を見て、「これぞ地域密着の真髄だ」と感動しています。
教育経験を活かす第二の人生?
勝手な想像ですが、その運転兼受付の方は、元サラリーマンというより、元小学校の先生のような気がしています。
なぜなら、声のトーンがとても柔らかく、接客業のマニュアル的な話し方ではなく、どこか「人に教える声」なのです。
もしそうだとしたら、教育経験を活かした第二の人生を、地域のために生き生きと歩まれている姿として、とても素敵だと思います。
日本の地域支援と生涯学習環境のすばらしさ
ちなみに、今日は以下のような本を借りてきました。
- 経済に関する本
- 資本主義に関する本
- 筋肉と関節についての本
私はこれからも、移動図書館を活用しながら、学び続けていきたいと思います。
こうした生涯学習を支えるインフラや人の温かさがあることに、心から感謝しています。
やっぱり、日本はいい国です。
こうした日常の中にこそ、本当の豊かさがあるのだと、あらためて感じます。