
🌿地域に根づく「癒やしの文化」を感じた一日 ― 新宿ニコニコフェスタ
11月16日(日)、今年も新宿ニコニコフェスタに参加しました。
気づけばもう5回目。会場につくと、スタッフさんもお客様も、顔見知りが増えてきていて、地域に少しずつ受け入れていただいていることを実感します。
今回もボランティアとして参加してくれた朝子さん、本当にありがとうございます。
そして動画を撮ってくれたえみさんにも感謝しています。
🧴ドライシャンプー、思いがけない大盛況
ヘッドセラピー10分300円に加えて、今回は初めてドライシャンプー10分500円を試してみました。
実は当日の朝に「やってみよう」と決めたばかり。需要があるか分からない…という不安もありました。
ところが、ふたを開けてみれば参加者の1/3以上がドライシャンプーを選択。
これはうれしい誤算でした。やっぱり、やってみないと分からないものですね。
印象的だったのは、障害のある方が、後頭部を拭いた瞬間に
「あ〜気持ちいい、あ〜気持ちいい…」
と何度も繰り返してくださった場面。
付き添いのお姉さんも、その姿を見て何度も頭を下げてくださいました。
こういった瞬間に、癒やしの仕事の“原点”があると感じます。
👦 夏のお祭りで出会った10代の方が再来
今回は、夏の「新宿区東戸山夏まつり」でヘッドセラピーを受けてくれた10代の方が、再び来てくれました。
後ろからそっと話しかけると、明るく話してくれました。
続けて行くからこそ、歴史が刻まれ、小さな物語が生まれていきます。
その積み重ねが、私たちが地域で活動する理由です。
👥 介護をされている方にも、小さな休息を
たった10分ではありますが、「やってもらって本当に良かったです」と、深く喜んでくださいました。
介護の日常には、言葉にできない重さがあります。
セラピストは、その人の物語にそっと寄り添い、小さな幸せを届ける使命があると感じます。
☕ イベント後に気づいた“もう一つの癒やし”
施術を終えて、帰りのマックでセラピスト3人で話したこと。
それは、「このイベントに参加すると、自分の心が喜ぶね」ということでした。
癒やしは、与える側と受け取る側のあいだで循環するもの。
つながることそのものが、すでに癒やしなのだと感じます。
🍃 私たち日本ヘッドセラピー協会の想い
私たちは、癒やしを“技術”としてだけではなく、人と人とが自然に回復し合う文化だと考えています。
教室やサロンだけで完結するのではなく、地域の行事や高齢者施設など、生活の現場に出ていくこと。
そこにこそ、ヘッドセラピーの本質があります。
ドライシャンプーも、そんな想いから生まれた新しい取り組み。
季節を問わず喜んでいただけるものだと、今回の参加で確信しました。
我ながらよく考えたものだと、ちょっとだけ自分を褒めたくもなりました☺
🌈 最後に
地域の方々、スタッフの皆さん、参加してくれた全ての方。
そして、支えてくれた仲間たち。
本当にありがとうございました。
癒やしは、遠くではなく足もとから。
また機会があれば、ぜひ一緒にこの温かな時間をつくっていきましょう。















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