日本ヘッドセラピー協会の講座について日本は本当に住みやすい国──なのに、なぜ日本人は幸せを感じにくいのか
先日、ある外国人タレントの言葉が胸に響きました。
「海外に比べれば、日本は本当に住みやすい。治安が良く、経済も安定し、福祉が整っている。差別は相対的に少なく、料理はおいしく、秩序がある。学びの文化も深く、困れば相談できる場所もある。なぜ日本人は未来を心配するのか。日本は昔も今も未来もバラ色だよ。」
発言の細部は異なるかもしれませんが、私にはそう響きました。
日本で暮らすと、どうしても“他の日本人との比較”で自分を測ってしまいがちです。
戦後の歴史観や教育の影響から、自国を謙遜して見てしまう癖も育ってきました。
私はこう考え直しました。
もっと日本を信じよう。もっと日本の美しさを素直に受け取りたい──。
なぜ「幸せを感じにくい日本人」が生まれるのか:3つの構造
日本は外から見ると世界でも稀に見る豊かな国です。
しかし、私たちが幸せを感じにくい背景には、次の3つの構造があります。
1)「比較の輪」の中で生きる文化
判断基準が身の回りの人に偏り、世界基準ではなく“身近な平均”と比較してしまう。
空気を読む文化のためズレに敏感になり、恵まれていても「足りない」だけが目につく。
2)自虐的な教育・歴史観の影響
戦後の教育や歴史認識の流れで、自国を低く見る習慣がついている。
欧米モデルを基準にしがちで、誇りより劣等感が育ちやすい構造がある。
3)まじめさが生む「未来への心配」
備えを重んじ、期待値を低く置くことで失望を避けようとする傾向。
長期生存に有利な知恵の副作用として、危険に敏感になり喜びを感じにくくなる。
(上位論考でも「仕事の満足」「社会的支援」「孤独感」などが幸福度を下げる要素として指摘されています)。RE/MAX Revo(リマックス レボ)+1
日本は「幸せの土壌」が豊かで、「心」が疲れているだけ
外から見ると、日本の価値は明らかです。
文化の深さ、礼儀の美しさ、相手を思う気遣い、静けさを尊ぶ精神──どれも世界が憧れる特長です。
つまり、幸せの土壌は世界トップクラスである一方、幸せを受け取る“心”が疲れているのです。気づいた人から静かに幸せが戻ります。
施術(さらシャン/ドライシャンプー・ヘッドセラピー)が果たす役割
最近はっきりわかりました。
私は施術を通して、日本人の“心の余白”を取り戻したいのです。
日本人の心の癖:比較で疲れる・自分を責める・感情を抑える・空気を読みすぎる。
これらが重なると自分らしさを見失う。
施術は一つのきっかけになります。
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頭がほぐれると、思考の霧が晴れる(睡眠改善やリラックスの効果が報告されています)。世田谷区経堂の内科・小児科 やまうちクリニック公式ホームページ
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手のひらが触れることで、自責の声が静かになる。
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静けさに触れることで、本来の自分が戻る。
ドライヘッドスパやドライシャンプーは、睡眠や血行、心地よさにフォーカスした実践法として広がっており(講座やサロン事例が増加)、文化としての広がりが期待されます。マイユーロウンジ+1
まとめ:美しさの中にある「生きづらさ」をほどくために
日本は豊かで美しい国。
けれど心は疲れやすい。
比較や責任感、我慢や優しさ──その美点が時に自分を窮屈にします。
さらシャンやヘッドセラピーは、その“美しさの裏側にある生きづらさ”をやわらかく解いていく文化です。
私の願いは一つ、施術を「社会を癒やす文化」にすること。
今日も小さく、確かに歩んでいきます。
さらシャン・ドライシャンプー普及プログラムの詳細
https://www.headtherapy.com/dry-shampoo/
日本ヘッドセラピー協会の講座について
https://www.headtherapy.com/course/













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