心の歴史に触れる、頭の癒やし
― たどり着いた「真髄」 ―
癒やしは、遠くにあるものではありません。
それは、あなたの手のひらの中にあります。

家族への想いから始まった、癒やしの道
すべての始まりは、家族でした。
難病を抱えた妹、心身を病んだ母。
私は、どうすれば苦しむ人の力になれるのかを、ずっと探し続けていました。
どんな言葉も届かない時、
ただ手をそっと当てると、不思議と心がほどけていく。
その瞬間の温もりに、私は「癒やしの原点」を見つけました。
そして2005年、私たちは“ヘッドセラピー”という新しい道を歩き始めました。

頭は、心の反射区
20年以上、3万人以上の方の頭に触れてきて、確信したことがあります。
それは、頭には心の歴史が刻まれているということです。
ストレス、不安、涙、喜び、我慢してきた感情
それらはすべて、頭皮の硬さや温度、わずかな反応として表れます。
頭を癒やすということは、
その人の心の記憶に優しく触れること。
それが私たちにとっての「真のヘッドセラピー」です。

ヘッドセラピーとは何か
ヘッドセラピーとは、頭部を中心に、首・肩・背中といった上半身の緊張をやさしくゆるめる手技療法です。
単に「頭を揉む」だけでなく、心と身体のつながりを意識し、深いリラックスと自己回復力の促進を目的としています。
現代人は、考えすぎ・働きすぎ・気を遣いすぎで、いつの間にか“頭の中”がパンパンに張っています。
そんなとき、頭をやさしくほぐしていくと、不思議と心まで軽くなっていく。
ヘッドセラピーは、脳疲労やストレスの軽減、睡眠の質の向上、自己感覚の回復などに役立ち、
心身の深部にまでアプローチできるケアです。
「考えすぎ」が、そっと引いていく時間を届けたい。
そっと目を閉じると、頭の中に静かな川が流れ出し、
カチカチに固まった心がゆるやかにほぐれていく。
そんな「静けさの体験」を、人の手を通して届ける――
それが、私たちが目指すヘッドセラピーです。
ストレス社会の現代。
私たちは、頭を使いすぎ、感じることを忘れがちです。
マインドフルネスの要素を取り入れたヘッドセラピーは、
思考を手放し、自分自身の感覚を取り戻すための小さな“ひとやすみ”を提供します。

心をほぐす、その先に広がる未来へ
頭を休めると、心が静まり、「本当に大切なこと」がふと見えてきます。
夢や家族の笑顔、自分へのねぎらい…
そんな小さな気づきが、日常を軽やかにし、心に余白を生み出してくれます。
その余白は、やさしさや新しい可能性の源。
ヘッドセラピーは、ただの癒やしではなく、「未来をつくる時間」です。
立ち止まることで、自分を取り戻し、想像力が育ち、社会はもっと豊かになっていく。
私たちは、そう信じています。

真髄 ― 技術と在り方
ヘッドセラピーは、手の技だけではなく、「心の在り方」を学ぶ道でもあります。
相手の表情を観察し、
言葉にならないサインを感じ取り、
その人の“心の歴史”に敬意を払う。
技術と在り方。
この2つが一つになったとき、
癒やしは「施術」から「共鳴」へと変わります。

共感の輪を、広げていく
私の願いは、特別な人だけが癒せる世界ではなく、
誰もが身近な人を癒せる社会をつくることです。
家庭で、職場で、地域の中で――
あなたの手から、やさしさの波紋を広げてほしい。
「半径5m以内の人を癒やし、幸せにする」
それが、私が描く未来です。

あなたの手のひらに、癒やしの力がある
癒やしとは、誰かを“変える”ことではなく、
その人の中にある光を“思い出させる”こと。
手のひらから伝わるぬくもりが、
心の奥深くに届き、やがて涙となって流れ出す瞬間――
その時、あなたはきっと感じるでしょう。
「自分の手にも、人を癒やす力がある」と。

代表より
私は、30,000人以上の頭に触れ、
人の心の歴史に触れてきました。
その一人ひとりの物語が、私の原動力です。
「頭に和みと安らぎを、心に誇りとやさしさを。」
この信条のもと、
これからも、心と体をつなぐ癒やしを伝え続けていきます。
あなたの手からも、どうか本当の癒やしが広がりますように。
西川 聡
やわらかな手
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